2009年12月27日
産学官連携事業の行方
先日、2010年度の政府予算案が決定しました。
新政府の事業仕分けで“廃止”が懸念されていた事業のひとつに
「産学官連携科学技術振興事業」がありました。
久留米地域には「福岡バイオバレープロジェクト」という産学官連携事業があり、
プロジェクト発足以来、私は毎回、セミナーの司会を担当させていただいています。
上の画像は12月4日に開催された「久留米高度先端医療開発クラスターを目指して」という
セミナーの模様です。
「がんワクチン療法」を核としたこのプロジェクトは、文部科学省の委託事業であり、
この時は、ちょうど国の事業仕分けで“廃止”が検討されていた頃・・・
セミナーには、文部科学省の科学技術・学術総括官もお見えでしたので、
麻生知事も、この事業の必要性を一生懸命訴えておられました。
印象的だったのは、事業を統括している久留米大学の伊東恭悟教授のお言葉。
「久留米市は20世紀に、ブリヂストンがタイヤを世界に送り出した。
21世紀は、がんワクチンを世界に提供したい」
その思いが通じてか、なんとか2010年度の予算は計上されたようです。
私もこの事業が成功するよう願う一人として、嬉しく思っております。
どうぞ、久留米市がバイオ産業において世界へ発信するクラスターになりますように!!
新政府の事業仕分けで“廃止”が懸念されていた事業のひとつに
「産学官連携科学技術振興事業」がありました。
久留米地域には「福岡バイオバレープロジェクト」という産学官連携事業があり、
プロジェクト発足以来、私は毎回、セミナーの司会を担当させていただいています。
上の画像は12月4日に開催された「久留米高度先端医療開発クラスターを目指して」という
セミナーの模様です。
「がんワクチン療法」を核としたこのプロジェクトは、文部科学省の委託事業であり、
この時は、ちょうど国の事業仕分けで“廃止”が検討されていた頃・・・
セミナーには、文部科学省の科学技術・学術総括官もお見えでしたので、
麻生知事も、この事業の必要性を一生懸命訴えておられました。
印象的だったのは、事業を統括している久留米大学の伊東恭悟教授のお言葉。
「久留米市は20世紀に、ブリヂストンがタイヤを世界に送り出した。
21世紀は、がんワクチンを世界に提供したい」
その思いが通じてか、なんとか2010年度の予算は計上されたようです。
私もこの事業が成功するよう願う一人として、嬉しく思っております。
どうぞ、久留米市がバイオ産業において世界へ発信するクラスターになりますように!!
Posted by こあら at 23:59│Comments(0)
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