◆自尊感情

こあら

2009年02月14日 11:16

「おかあさん、ボクが産まれたとき、しあわせだった?」
夜、息子が私にそっと聞きました。

「あたりまえだよ~ とってもうれしかったよ。
 
 おかあさん、うれしくて涙が出たよ。。。」


この子はいったいなぜ、突然こんなコトを聞くのだろう?
私が息子に何か不安にさせることをしたのかな・・・?

そう思い、なぜそんなことを聞くのか息子に聞いてみました。

「あのね、道徳の時間にやったったい。」

だから・・・・
「赤ちゃんの時のビデオを観たい!」
娘がそう言いだしたワケがわかりました。

昨夜は夕食後、家族で子供たちが赤ちゃんだった頃のビデオを観ました。

そこには、まだハイハイすら出来ない双子を、代わる代わる抱いて、喜んでいる私達夫婦の姿や、
双子同志で、「ア~ア~」言い合い、キャッキャと笑い合っている我が子達の様子が映っていました。

小学校1年生に成長した二人の目には、どう映ったのでしょう?



昨日、子供たちがお世話になっている「学童」からいただいたお便りに、以下のような文がありました。

『今の子供達は、「自尊感情」(相手を認め、自分自身も認める感情)が無くなってきている。
 つまり、「こんな自分はだめ!」「こんな自分でごめんね!」など 自分を否定していくそうです。

 これを回避するためには、お母さんが「お母さんはあなたを産んで良かったよ! 幸せよ!」
 お父さんが「おまえがいてくれてうれしい!など、
 子供たちがどれほど必要なのか、どれほど大切なのかを、
 常に言ってあげる事が子供たちに「自尊感情」を持たせることになるそうです。』


母親が子供を産んでよかった・・・と思うのは自然な気持ち。
そりゃ~ 時には、憎たらしく思うこともあるけれど・・・

「あなたを産んでよかった」
そんなこと、普段なかなか口にできないけれど、その一言で子供に「自尊感情」が育つのなら・・・


やはり、言葉って大事なのだなぁ・・・と思います。

チビ太、チビ子、赤ちゃんの頃のビデオ、また引っ張り出して一緒に見ようね


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