◆自尊感情
「おかあさん、ボクが産まれたとき、しあわせだった?」
夜、息子が私にそっと聞きました。
「あたりまえだよ~ とってもうれしかったよ。
おかあさん、うれしくて涙が出たよ。。。」
この子はいったいなぜ、突然こんなコトを聞くのだろう?
私が息子に何か不安にさせることをしたのかな・・・?
そう思い、なぜそんなことを聞くのか息子に聞いてみました。
「あのね、道徳の時間にやったったい。」
だから・・・・
「赤ちゃんの時のビデオを観たい!」
娘がそう言いだしたワケがわかりました。
昨夜は夕食後、家族で子供たちが赤ちゃんだった頃のビデオを観ました。
そこには、まだハイハイすら出来ない双子を、代わる代わる抱いて、喜んでいる私達夫婦の姿や、
双子同志で、「ア~ア~」言い合い、キャッキャと笑い合っている我が子達の様子が映っていました。
小学校1年生に成長した二人の目には、どう映ったのでしょう?
昨日、子供たちがお世話になっている「学童」からいただいたお便りに、以下のような文がありました。
『今の子供達は、「自尊感情」(相手を認め、自分自身も認める感情)が無くなってきている。
つまり、「こんな自分はだめ!」「こんな自分でごめんね!」など 自分を否定していくそうです。
これを回避するためには、お母さんが「お母さんはあなたを産んで良かったよ! 幸せよ!」
お父さんが「おまえがいてくれてうれしい!など、
子供たちがどれほど必要なのか、どれほど大切なのかを、
常に言ってあげる事が子供たちに「自尊感情」を持たせることになるそうです。』
母親が子供を産んでよかった・・・と思うのは自然な気持ち。
そりゃ~ 時には、憎たらしく思うこともあるけれど・・・
「あなたを産んでよかった」
そんなこと、普段なかなか口にできないけれど、その一言で子供に
「自尊感情」が育つのなら・・・
やはり、言葉って大事なのだなぁ・・・と思います。
チビ太、チビ子、赤ちゃんの頃のビデオ、また引っ張り出して一緒に見ようね
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