今年も“名月さ~ん”
♪ 名月さ~ん、あーげたの あーげたの
あーげたなら、ひかせんの ♪
今年も子供達の元気な歌声と共に、「名月さん」がやってきました。
「名月さん」とは、地域に伝わる伝統行事で、毎年“中秋の名月”の夜に
子供たちが、地区の家々を訪ね歩いて、お菓子をもらう習わしです。
玄関に灯りがついている家の前で「♪ 名月さ~ん あーげたの あーげたの」
と、子供達が大きな声で歌って回るのです。
3年前、今の家に越してきたばかりの時は、突然訪ねて来た子供達に
「もしかして、お金をあげるの」
と、聞いて笑われました。
我が家の子供達は、昨年から回り始め、今年で2回目の名月さん。
ふたりとも、こ~んなにもらって帰ってきましたよ
世の中、不況とはいうものの、みなさん、子供達のために、
そして、大事な伝統行事のために、たくさんのお菓子を準備してくださったのですね。
我が家にも、60人の子供達がやってきました。
玄関の外で「♪ 名月さ~ん」と、聞こえると、結構嬉しいものなのです
この日ばかりは、夕食もままならず、大勢のお客様の“接待”に徹するのでした。
・・・そういえば、「名月さん」に追われて、肝心の名月を見ていない・・・
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