プロに任せる
少し前から、司会の本番の日には、
髪のセットを美容師さんにお願いしています。
以前は、自分でやっていましたが、
やはり、プロにお任せすると、仕上がりが違う・・・
「今日は女性のお客様が多いので、やわらかい感じで」とか
「今日は式典なので、カチッとお願いします」とか
私は、イメージを伝えるだけ。
もし、イメージ通りでなかったら、手を加えていただけば済むのです。
「私は主役ではないので、目立ちすぎないように」
なんて、微妙な注文にも応えてくださいます。
仕上がるまでの間に、もう一度台本に目を通すことも、
気持ちにゆとりを取り戻すこともできます。
思い通りに仕上がった、そして、少し変身した自分を嬉しく感じながら
仕事に取り組むことができるのです。
もちろん料金はかかりますが、プロのお仕事には納得がいきます!
さて、先日、司会をさせていただいた式典は、知事や久留米市長がご出席なさいました。
式典の当日、主催者の方に
「今回は、社内の者に司会をさせようかとも思ったけれど、やはりプロにお願いしようとういうことになってね。」
そう言われました。
身も引き締まる思いです。
プロとして信頼され、仕事を任される。
それは、光栄なことである一方、大きな責任を負うことですね。
依頼してくださった方の期待に応えられるよう、いえ、それ以上にご満足いただける仕事をしたい。
毎回、そう思います。
あの人に任せれば大丈夫。
そう思われる仕事人になりたいと思っています。
無事、式典の司会を終え、家に帰った私は、美容院に電話を入れました。
「今日はとても素敵に仕上げていただいて、ありがとうございました。
おかげで、とてもいい気分で、仕事ができました。」と。
「ありがとうございます!次回も気合いを入れてセットさせていただきます。」
そう答える美容師さんの声に、私の気持ちが重なりました。
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