2011年07月13日

「うみへいくピン・ポン・バス」

昨日、小学校の読み聞かせで読んだ本です。


「うみへいくピン・ポン・バス」(作・竹下文子さん&絵・鈴木まもるさん)

1年生の子ども達に向けて選びました。
もうすぐ夏休みを迎えるのに、ぴったりな1冊だと思います。

特急列車に乗って海辺のまちに遊びに来た家族が、
青いバスに乗って、「岬灯台」へ到着するまでのお話です。

バスの動きは「ブルルルルン」「プシュウ」「ピンポン」などの音とともに
リズミカルに書かれています。
途中、ふみきりで一旦停止したり、トンネルに入ったり・・・

また、景色の移り変わりも楽しいのです。
駅前を出発して、商店街を通り、しだいにのどかな風景へ。

鈴木まもるさんの絵は、見れば見るほど、
細かい所に心憎い演出がなされています。

バスの中で居眠りをしているおばあちゃんがいたり、
消防署の壁にツバメが巣を作っていたり。

昨日は、そのひとつひとつを1年生の生徒たちと探しながら、
読み聞かせをしました。

文のリズムといい、絵の楽しさといい、
何度読んでも楽しめる1冊だと思います。



タグ :読み聞かせ

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Posted by こあら at 00:48│Comments(2)読み聞かせ
この記事へのコメント
こんにちは。

私も今朝読み聞かせでした♪

先日コアラさんが掲載されていた
「あの時すきになったよ。」
「教室は間違うところだ」
が,A町(あ,A市か)の図書館でずーーっと貸し出し中で
(コアラ効果だと思うのですが(笑))
昨日やっと借りられました。

コアラさんんがここに読まれた本を掲載してくださると
とっても参考になります~。

双子はしっこさんの話を事前に読み
「クラスで大騒ぎになるかもね~」
っと予想を立てていましたが,
ニタニタするぐらいで,静かに興味深そうに聞いていました。

そうそう,事前に一応
「最近おもらしした子いない?」
っと双子に尋ねたら
「3年にもなって,いないって」
っと言われました(笑)
Posted by ちょこちょこ at 2011年07月13日 17:16
☆ちょこちょこさん

こんにちは♪
読み聞かせ、頑張ってるのですね~。

こあら効果は、アテになりませんが(笑)
読み聞かせした本、アップするようにしますね。

双子くん達が「3年生にもなって」
なんて、言っているとは!
もうそんなに成長したなんて、頼もしい!!

「教室はまちがうところだ」は、
息子のクラスで反響があり、音読発表会でも取りあげていました。
絵本から拡がる世界、素敵ですよね。
Posted by こあら at 2011年07月15日 05:33
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