あのときすきになったよ
昨日、読み聞かせで読んだ絵本は「あのときすきになったよ」です。
絵のタッチが独特で、思わず手にとった一冊です。
授業中、よく“おもらし”することから、「しっこさん」というあだ名で呼ばれている女の子と、
近くの席に座っているクラスメイトが、ふとしたことから、友情をはぐくんでいくお話です。
小4の娘のクラスで読みました。
子ども達は「しっこさん」というあだ名が面白かったらしく、
「しっこさん」の言動ひとつひとつに、笑いながら聞き入っていました。
朴訥とした雰囲気と、じわりと伝わる優しさが「しっこさん」の良さなのに、
子ども達にはうまく伝わったかな・・・
娘が帰宅して開口一番、
「お母さん、今日の絵本、みんなが良かったって言ってたよ」
4年生の子ども達に、「しっこさん」の本当の良さがわかるには、
たった一度の読み聞かせでは、無理かもしれません。
でも、読み聞かせを通じて、自分達も「しっこさん」と同じ教室にいるように
感じたとしたら、子ども達は絵本の世界を楽しんでくれたことでしょう。
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